› マユコの部屋 › 2012年01月16日2012年01月16日
禁断の書
ついに手を出してしまいました、シェイクスピア!

正直言うと、今までずーっと古典文学って苦手で。
何か古臭いし、何よりも文体が文語調で読みづらいったらありゃしない。
だから、沢山の本に囲まれて育ったのですが、
古典文学はいつも回避してきました。
勿論、時を経ても愛される普遍的なものがあるのだろうと思っていたのですが、
あんまり気が進まなくて。
でも、お店をするようになって嫌でも本を読む時間が出来たので(笑)、
読み始めてみると意外と面白い!
物語の概要は知っていても、「へぇ、こんな物語だったのか」とか、
有名な台詞以外にも心を打つ文章があったり。
何百年前の文章でも、「何だ、人の心とか気持ちって今と変わらないのね」
といった発見がありました。
んで、今読んでいるのが、
実家から持って帰ったシェイクスピアの分厚い作品集。
イギリスに行って、彼の故郷ストラトフォード・アポン・エイヴォンを訪ねた私ですが、
遅ればせながら、やっとシェイクスピア・デビューです。
いきなり四大悲劇から始めちゃったのですが、
いやぁ、流血の大惨事!
裏切り、殺人、策略、謀略の連続!
人間不信になりますよ、こりゃ。
人が死なない物語はないのか!?ってくらい(←勿論シェイクスピアは喜劇も書いています)
血で血を洗う展開。
マフィアの物語とそう違わないっす。
特に私は映画「オセロ」のローレンス・フィッシュバーン
(滅茶苦茶カッコイイっす。彼の全盛期と勝手に思ってます☆)
をイメージしながら読み進んだので、
イアーゴにいい様にされて破滅してしまうのが悲しくて。
シェイクスピアは極悪で残忍な人物を描くのですが、
皆が抱えているのは弱さだと思います。
王へ見せ掛けの忠義を示していた者が全てを排除して王になっても、
猜疑心や疑心暗鬼は止むことなく、自分で破滅していく。
大切な者を信じられなくて、謀略を囁く者の言いなりになってしまうのも、
また、己の心の弱さ。
勧善懲悪には程遠く、読後は後味が悪いのですが(苦笑)、
自分のやったことは自分に返ってくるみたいですね。
マクベスに手段を選ばずに王になるよう迫った妻は、
精神的に破綻してしまいます。
マクベスやその妻だけではなく、残酷な手段で人を裏切り貶めた者は皆、
亡霊や幻影に苦しみ、破滅していく。
亡霊や幻影は本当に現れているのかもしれないけど、
彼らの恐怖心や、
数々の悪行の後、それでも僅かに残る良心が、
彼らに見せた情景なのかもしれないと思いました。
そして、数々の名台詞以外にも、
はっとさせられる文章が沢山あります。
「悲しい時には泣くんだな。悲しみの口を封じると、胸がいっぱいになって、張り裂けてしまうぞ」
マクベスより。
人というのは、とかくネガティブ(と一般には思われている)な感情を表すことは良くない、
と隠す傾向があると思います。
何があっても日々は過ぎていくし、くよくよしていたら生きていけない、と。
だけど、怒りや憎しみや悲しみも人間の感情であり、
その感情が湧くということは、その時必要とされているのかもしれません。
実際ずーっと落ち込んでいたら生きていくのも大変ですが、それも永遠に続くとは限らない。
だったら、必要な時に感情を表したらいいじゃないか!
と、当たり前だけど、改めて言われて目から鱗。
男は泣くものではないと言われていた時代に、
泣いたらいいって本に書いたんだよな、シェイクスピア。
人間ってのは、何百年経っても変わらないものなんですね。
正直言うと、今までずーっと古典文学って苦手で。
何か古臭いし、何よりも文体が文語調で読みづらいったらありゃしない。
だから、沢山の本に囲まれて育ったのですが、
古典文学はいつも回避してきました。
勿論、時を経ても愛される普遍的なものがあるのだろうと思っていたのですが、
あんまり気が進まなくて。
でも、お店をするようになって嫌でも本を読む時間が出来たので(笑)、
読み始めてみると意外と面白い!
物語の概要は知っていても、「へぇ、こんな物語だったのか」とか、
有名な台詞以外にも心を打つ文章があったり。
何百年前の文章でも、「何だ、人の心とか気持ちって今と変わらないのね」
といった発見がありました。
んで、今読んでいるのが、
実家から持って帰ったシェイクスピアの分厚い作品集。
イギリスに行って、彼の故郷ストラトフォード・アポン・エイヴォンを訪ねた私ですが、
遅ればせながら、やっとシェイクスピア・デビューです。
いきなり四大悲劇から始めちゃったのですが、
いやぁ、流血の大惨事!
裏切り、殺人、策略、謀略の連続!
人間不信になりますよ、こりゃ。
人が死なない物語はないのか!?ってくらい(←勿論シェイクスピアは喜劇も書いています)
血で血を洗う展開。
マフィアの物語とそう違わないっす。
特に私は映画「オセロ」のローレンス・フィッシュバーン
(滅茶苦茶カッコイイっす。彼の全盛期と勝手に思ってます☆)
をイメージしながら読み進んだので、
イアーゴにいい様にされて破滅してしまうのが悲しくて。
シェイクスピアは極悪で残忍な人物を描くのですが、
皆が抱えているのは弱さだと思います。
王へ見せ掛けの忠義を示していた者が全てを排除して王になっても、
猜疑心や疑心暗鬼は止むことなく、自分で破滅していく。
大切な者を信じられなくて、謀略を囁く者の言いなりになってしまうのも、
また、己の心の弱さ。
勧善懲悪には程遠く、読後は後味が悪いのですが(苦笑)、
自分のやったことは自分に返ってくるみたいですね。
マクベスに手段を選ばずに王になるよう迫った妻は、
精神的に破綻してしまいます。
マクベスやその妻だけではなく、残酷な手段で人を裏切り貶めた者は皆、
亡霊や幻影に苦しみ、破滅していく。
亡霊や幻影は本当に現れているのかもしれないけど、
彼らの恐怖心や、
数々の悪行の後、それでも僅かに残る良心が、
彼らに見せた情景なのかもしれないと思いました。
そして、数々の名台詞以外にも、
はっとさせられる文章が沢山あります。
「悲しい時には泣くんだな。悲しみの口を封じると、胸がいっぱいになって、張り裂けてしまうぞ」
マクベスより。
人というのは、とかくネガティブ(と一般には思われている)な感情を表すことは良くない、
と隠す傾向があると思います。
何があっても日々は過ぎていくし、くよくよしていたら生きていけない、と。
だけど、怒りや憎しみや悲しみも人間の感情であり、
その感情が湧くということは、その時必要とされているのかもしれません。
実際ずーっと落ち込んでいたら生きていくのも大変ですが、それも永遠に続くとは限らない。
だったら、必要な時に感情を表したらいいじゃないか!
と、当たり前だけど、改めて言われて目から鱗。
男は泣くものではないと言われていた時代に、
泣いたらいいって本に書いたんだよな、シェイクスピア。
人間ってのは、何百年経っても変わらないものなんですね。



